【インクルーシブ公園】最近話題の公園です、ご存じですか?

「インクルーシブ公園」ってご存じですか?

「インクルーシブ教育」「インクルーシブ社会」、最近耳にすることも多くなってきたのではないでしょうか。
「インクルーシブ」とは、日本語で「包み込む、包摂する」という意味です。
「ソーシャル・インクルージョン」(社会的包摂)という言葉が語源で、
「あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支え合う」という社会政策の理念を表した言葉です。

 今回のテーマの「インクルーシブ公園」とは、上記のような概念を子ども達の遊び場としての公園に取り入れたものです。とても簡単に言い換えると、

誰もが楽しく、一緒に安心して遊べる公園」を指します。

この「誰もが」には、障がいを抱えた子どもやそうでない子ども、異なった能力や個性を持った子供たち、すべての子ども達が含まれます。

インクルーシブ公園の5つの要素

インクルーシブ公園には5つの構成要素が挙げられます。

  • アクセシビリティ
     公平にアクセスでき、自立して遊びに参加できる
  • 選択肢
     自分の好きな遊びを見つけられる
  • インクルージョン
     遊びを通し、相互理解が深まる
  • 安心・安全
     危険にさらされることなくのびのびと遊べる
  • 楽しさ
     ワクワクしながら自らの世界を大きく広げられる

誰もが楽しく、一緒に安心して遊べる公園を作るために取り入れたい5つの要素です。

徐々にではありますが、2020年に京都世田谷区「都立砧公園 みんなの広場」が国内初のインクルーシブ公園としてオープンして以来、国内にも積極的にユニバーサルデザインなどを取り入れた公園遊具や公園施設が増えてきています。

なぜインクルーシブ公園が必要なの?

世界には、さまざまな人がいます。

同じ日本の同じ町に住んでいても、1割の子どもたちは自身の抱える障がいなどから安心して公園で遊ぶことができません。

例えば、発達障害を抱えた子どもたち。
嬉しくて突然走りだしてしまう子、外周をグルグルと散歩したい子もいます。そのような場合に、安全を確保するためのフェンスやきちんとした敷地分けがないと、他のお友達とはぐれてしまったり、敷地外へ出てしまい、事故等の危険に晒されてしまったりする可能性があります。

あるいは、弱視の子どもたち。
全盲の子どもたちより遥かに多い彼らは、色の識別が難しく、例えば全面が土で覆われた広場と、同じく土の色をした階段との境目の区別がつきにくいことがあります。そのため遊んでいても階段が認識できず、突如転倒したり落下したりして、怪我をしてしまうこともあります。

更には、車いすの子どもたち。
遊具の周りは土であることが多かったり、急な斜面があったりすることもあります。
もちろんスロープが備え付けられている遊具もとても少ない。
けれど彼らも当然のようにみんなと同じように砂場や遊具で遊びたいと思いますよね。

とても楽しそうな遊具で、みんなが楽しく遊びたい!
子ども達の個性や特性は一人ひとり多岐に渡ります。すべての子どもが安全に、楽しく遊べる公園であるためには、たくさんの視点から安全について考えたインクルーシブ公園である必要があるんです。

次回のブログでは、インクルーシブ公園についてもっと詳しく書いていきます◎

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