【豆知識】ゴムチップ舗装が実は得意なこと6つをご紹介!

ゴムチップ舗装、というと耳慣れない、見たことはあるけれど特長は分からない、という方もまだまだ多いのではないかと思います。

社員Aも、ゴムチップ舗装専門会社のアンビエンテックにお世話になる前はゴムチップなど存在も知りませんでした…。
でも、知れば知るほど便利な素材だなあと思うことも多く、少しでも多くの方々にゴムチップ舗装を試してみて頂きたいので、今回は、「ゴムチップ舗装が実は得意なこと」について7つの項目にまとめていこうと思います。

1.衝撃吸収が得意

 ゴムチップという材料の最大の特長は、なんといっても「柔らかさ」です。
コンクリートやアスファルトは、安価で手軽に施工ができるため、よく見る施工ですが、柔らかさや衝撃吸収という点ではやはりゴムチップにはかないません。
ゴムチップ舗装ではよく、HIC値という値によって柔らかさを判定することがあります。
厚みによっては、およそ1.5m~2.0mの高さの遊具から落下しても、脳に重大な損傷を与えないですよ、という試験結果も出すことが出来ます。
だから、遊具下など落下の危険のある場所や、砂場枠、基礎、カドなどの衝突して怪我をする危険のある場所に、よく採用されるのですね。

2.スロープ作りがとても得意

 ゴムチップ舗装は、基本的にはゴムチップと接着剤を撹拌し、現場で敷き均して施工していきます。そのため、坂道や階段、スロープなどの傾斜の施工がとても得意なのです。
ゴムマットやゴムブロックになると、下地の土間コンクリートの精度が激しく影響してきてしまいますが、現場施工打ちのゴムチップであれば、少々の不陸は吸収できますし、ゴムチップを厚く塗ってしまえば、土間が平面でも即席スロープの出来上がりです(材料代は少々かさみますが…そこは、工夫で色々なご提案を差し上げます)。

3.垂直面の施工も実は得意

 恐らく弊社独自の工法になるかと思うのですが、実は垂直面・壁面等も弊社のゴムチップ舗装は得意です。既製品のブロックや砂場枠では対応しきれないRにも柔軟に対応することができますし、見た目もとても綺麗です(施工方法はここでは内緒にしておきます…!)垂直面の保護がしたいな、と感じた際には是非ごご連絡くださいませ◎

4. 雨降りの日が得意


 ゴムチップ舗装の大きな特長のうちの一つとして、「透水性」が挙げられます。
透水性がある、ということは、雨水が溜まりにくく、水溜まりができにくいということですね。
以前施工させて頂いた保育園様では、雨の日にグラウンドがどうしても水でぬかるんでしまうので、通路の部分のみゴムチップ舗装にしてほしい、とのご依頼がありました。
あまりに水はけが悪い場合は、地盤改良から工事しなければならないのですが、多少の水たまりでしたら、ゴムチップ舗装をGL(地面の高さ)から1㎝ほど上げて打ってやることで、下に水が抜けて歩行性が改善されることも多々あります。
また、雨上がりも水の乾きが早いので、子どもたちもすぐに遊べて嬉しい限り、とのお声も頂いています。

 ※ちなみに、施工中の雨降りは大の苦手です。水に反応して凝固してしまうため、綺麗に敷き均しができなくなってしまうのです……。

5.難しい地形での施工が得意


  例えば傾斜が急であるとか、形がひょうたん型であるとか、タイルやブロックを並べるには、あまりにも難しい…!という際に便利なのが、現場施工のゴムチップです。職人が手作業で行うので、本当に融通がきくところがゴムチップ舗装のいいところですね。
こんなところに施工できる?無理だよね…?っていう場面こそ、是非お問い合わせください。意外とできますよ!というお返事をさせて頂くことの方が多いのが現状です!
 

6.お絵描きが得意


  アスファルトやコンクリートで意匠、というのはなかなか聞かないのではないかと思うのですけれども、ゴムチップはとにかくカラーバリエーションが豊富なため、意匠をお受けすることも多いです。例えば表示としてのピクトグラムや、けんけんぱ、お魚やうさぎなどの可愛いキャラクター、文字や記号も入れることができますし、色の打ち分けもご希望に併せてすることができます。
遊具下や通路の一角を巨大なキャンバスとして使用できるというのは、大人でもわくわくすることですよね。

以上、今回はゴムチップが得意なことを7つ、ご紹介させて頂きました。
実はまだまだゴムチップにはメリットや特長があるのですが、今回はここまでにしておきます。
それでは、また次回。

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